2009-03-31

美食を求めて車を走らせてしまうアナタへ



3月上旬に今年のミシュランが発売されました。何かと論争の的になってきたこの美食ガイドも今年で記念すべき100冊目。そんな特別な年を祝うべく、ミシュランの表紙を100人のアーティストに描いてもらったという展覧会がオルセー美術館にて祝賀会と共に開催されました!回廊に設置されたウィンドウには、アーティストが各三ツ星シェフに贈る形で表紙を作ったという作品が展示され、ビュッフェからつまみ食いをしながら閲覧すると言うパーティー。このビュッフェは勿論ルノートルが担当。料理界の巨匠が残した弟子たちが皆大忙しにグルメたちに対応していました。そして流石のミシュラン。料理界のG8のようなモノです!左を見ても右を見ても有名シェフだらけ!!しかしコック帽ではなくスーツ姿のシェフたち、誰だっけ?と思うこともしばしば。。。やはり正装は厨房ルックじゃないとね。お話できたのはジョエル・ロブションにピエール・ガニエール。今年三ツ星昇格のル・ブリストルのエリック・フレションは報道陣に囲まれ流石に近づけず。そしてヤニック・アレノで眼福。賛否両論のミシュランですが、伝統と革新を上手く融合させて、今も尚世界中で美食の一基準となっているのは流石の一言。何はともあれ銀座のロオジエと恵比寿のロビュションが三ツ星をキープしたのは嬉しいコトです。因みに京都がミシュランを断ったのはとても誇らしい。京都の組合の絆の強さや、一見さんには解らない料亭の奥深さ、迎え水も解って欲しい。日本料理の素晴らしさはまだまだ世界に伝えきれていない!やはり文化は発見されるのではなく、発信していくものだなっと痛感しました。

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