2008-11-29

Caffè Michelin



あの街のあのカフェにもぅ一度行きたいなぁ・・・と想うと旅行に行きたくなります。そう、ヨーロッパのカフェ文化は各都市の大切な価値基準なのです。カフェ・ミシュランと称したカフェ巡りが趣味の私。実はここトリノは、洗練されたカフェ文化を誇るイタリアの代表都市なのです。今回の一番のお気に入りはPalazzo Madama(マダーマ宮殿)の中にあるMuseo Civico d'Arte Antica(中世美術館)の所謂ミュージアムカフェです。流行の美術館内のカフェなのですが、大きなシャンデリアに窓からは秋のもやがかった光。観賞した後にソファにホッと座ってふと天井を見上げると、トリノの秋空色、ブルーグレーのフレスコ画が広がります。今年初のマロン・グラッセに可愛いプティ・フールを頂いて、窓を覗くと遠くにはアルプスの山々が。このトリノの景色が美味しいカフェに更に星を一つを足すのでした。

Caffè Madama
Museo Civico d'Arte Antica
Piazza Castello 10122 Torino

2008-11-28

Sono Torinese

つかの間の休息を楽しみにイタリアの北西部、ピエモンテ州の州都であるトリノへやって参りました。
2006年にオリンピックを開催して以来街に活気が溢れているトリノ。街の東部は丘になっておりピエモンテ産のワインの産地、北西部にはアルプスが連なり北側にくっきりと見えます。これはPiazza Castello(カステッロ広場)のPalazzo Madama(マダーマ宮殿)から屋上からのアルプスに映える淡いピンクの夕日。この宮殿、今は素晴らしい中世美術館になっています。元々サヴォワ公国だっただけに気品ある佇まいのトリノ、イタリアン・バロック様式が美しい街並みを造っています。

*Sono Torinese=私はトリネーゼ

2008-11-23

How to be THE parisien?


まさに冬のパリジャンを象徴しているこのフレーズ!
Rienとは何もという意味。

革ジャンにマフラー巻いてDieselのデニムにLongchampのバッグ持って
少しふてくされた顔でカフェの外に出て

"Bah j'aime rien quoi, jsuis parisien!"と言い

タバコに火をつけるパリジャンが目に浮かびます。

パリの大学の典型的な生徒その1(笑)

9区の宝石箱

パリの素敵なアドレスをご紹介。9区のNotre-Dame de la Lorette教会裏に佇むコチラのお店は"Les Cakes de Bertrand"という雑貨屋さん。元々はサロン・ド・テとしてスタートしたお店なだけに名前は『ベルトランのケーキ』。所狭しとお洒落な小物が並ぶ店内は、"そうなの!こんなお部屋に住みたいのよっ!"と想わせてくれる内装。まるでコレットのシェリに出て来そうなブドワール的空間(因みにブドワールとは昔の女性の寝室・お化粧部屋のコトで、羽根が付いた香水瓶とか帽子とか、素敵な壁紙と重厚なカーテンに囲まれたお部屋のようなモノ)1950年代のモード写真をバッグにコラージュしたり、1920年代のエッフェル塔の絵のノートだったり、こぅ見事に好きなモノをキュっと詰めてくれた宝石箱のようなお店なのです。オールドローズの花柄や幾何学模様の壁紙、金箔で縁取られた華奢な椅子に小さなクリスタルのシャンデリア。確かに豪華ではあるけれども、どこか懐かしくなるような、そんな古き良き時代のパリが見つかります。

因みにベルトランさんの作るケーキは今ではMusée de la vie Romantique(ロマンチシズム美術館)にて、気候の良い4月~10月に頂けるとか。お庭のバラが美しい6月がオススメです。

Les Cakes de Bertrand
7, rue Bourdaloue
75009 Paris
01 40 16 16 28

2008-11-22

Les couleurs sont magiques

色の祭典はまだまだ続きます。夜は大人のためのパーティー。ピンクとオレンジに身をまとった各界の著名人が招待され次々と到着。ライトアップされたテュイルリー公園は美しいの一言。エントランスで受け取った小さなランプを片手に光の小道を辿って会場へ。作家さんもアーティストの皆さんも魔法がかった公園に目を奪われ、子供のような発見と幸せたっぷりの笑顔。パーティーはLenotreの高級ビュッフェにシャンパンはLouis Roederer、DJは世界のMartin Solveigが担当。もう完璧です。パリの社交界がここに!

Les enfants sont des anges



そしてパリの小学校から400人の子供たちが到着!!!M.A.Cのシャドーを顔に塗って、色とりどりのTシャツを着て皆自分の権利を守るための戦いに備えてきました。映画にダンスそしてLenotreが用意したお洒落なおやつビュッフェを皆満喫。心もお腹もいっぱいの最高の笑顔を見せてくれて、無邪気な姿に癒されました。

子供たちは天使です。

La Fête de la Couleur

La Fête de la couleur とは『色のお祭り』のコト。11月20日はユニセフの子供の権利の日でした。そしてこの日のためにHermes、Unicef、M.A.C、その他大企業が協賛しあって第一回目の色の祭典がテュイルリー公園にて開催。インドのお祭りにヒントを得たのだとか。今年の色はピンクとオレンジ。流石フランス人のセンス。こちらはパリの小学校から子供たち400人を迎えてるためのパーティー会場。インド風のクッションを敷き詰めて準備万端! http://lafetedelacouleur.com

Un petit bonjour de Paris

Bonjour!!
"Plus haut que le ciel de Paris"とは
パリの空よりも高くという意味。
いつかそれだけ高く飛べるよう、
パリで学んで、パリを感じて。
五感を磨くパリ生活。
そんなパリを少しずつお届けして行きます